★★★☆☆ 函館から来た淡麗にして芳醇な塩ラーメン
函館塩ラーメン |
食券機と順番待ちの場所とがやや離れており、並ぶのが先か、食券を買うのが先か、いずれかわかりにくいため、もう少し案内が詳細であるほうが親切ですね。結論、食券を買ってから並ぶのがこの店のルールであるようです。
着丼するなり、とてもいい香りが一気に舞い上がります。これはネギ油でしょうか。撮影する間も惜しいほど、期待が高まります。
ほとんど透明といってもいいほどに透き通ったスープです。美しいですね。見た目に反し、味はしっかりしています。あっさりしていますが、出汁の旨みが効いていますね。これは、昆布だしでしょう。そこにネギのおいしいエキスがしっかり染み出ています。
チャーシューは、長くて薄めのものですが、柔らかく、味がいいですね。やや脂が気になりますが、このスープに浸しながらであれば、一気にいけますね。細切り昆布もめずらしく、特徴的です。
★4つの評価をつけたいお店ではありますが、強いて言えば、麺が少し残念です。ストレートの加水麺ですが、お土産物の生麺のような、小麦の風味が感じられないぼそぼそとした人工的な食感です。
また、お客さんを呼び込む店員のおばちゃんがうるさいです。開店早々に満席となり、順番待ちの列が少しできつつあるにもかかわらず、われわれが食事をしている座席の真後ろで大声で延々と呼び込みをしているのです。これはたまりません。静かに味を楽しみたいので、客引きするにも場所を考えていただきたいものです。ともすれば、食べるのを急かされているような気分にもなってしまいます。
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