名前も看板もないラーメン店

★★★☆☆ 名乗るほどの名は持ち合わせていない、ということか

namonaki
重層ラーメン(もつ入り)
三条木屋町を少し上がったところに、屋号も看板もないラーメン店があります。無銘の刀剣や詠み人知らずの和歌があるように、名を名乗らないことで印象が増すということがあると思います。

店内は、厚いコンクリートと植物に囲まれた異様な内装です。カウンターテーブルが広々としており、ゆったりと食事ができます。箸や調味料がテーブルの引き出しの中に各別に収納されており、とにかく美しい店であります。

食券機の操作がとてもわかりにくいです。基本の麺からトッピングまでをすべて機械操作により注文を完結させるのですが、どのボタンを押せば注文が確定するのかが一見してわからない。操作を手間取る客により入口が渋滞するので、混雑した時間帯だけでもスタッフを駐在させて、説明をしてほしい。

席に案内されますと、さほど待つことなく麺が出されました。茶褐色の鶏と魚介のスープです。魚介が強めですね。濃度があって、やや塩気があり、絶妙な味です。麺は、全粉粒で角ばった日本蕎麦のような見た目です。硬めに茹でられており、風味と歯ごたえが上々であります。

具材は、もつ焼き、焼きねぎ、焼きトマト、茹でキャベツに生たまねぎが入っています。焼き物は、厨房の網の上でグリルされており、もつ焼き屋のようであります。もつ焼きは、タレが香ばしく、またラーメンに入っているのはめずらしいですね。焼きねぎも味付けがされており、一手間が評価できます。

人気店のようですね。決してわかりやすいところにあるとは思いませんが、続々と列ができています。再訪して、他のメニューも試してみます。

場所

京都市中京区恵比須町534番地31

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